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オダノブなんだっけ? 2020年7月10日

私は主に海外のボードゲームを遊んでいます。ボードゲームで遊ぶ時に非日常を味わえるかどうかを重要視している事が大きな理由の一つです。日本で多くでている大喜利系の小箱ゲームを購入する事はほとんどありません。このゲームを初めて見かけた時も特段興味を引かずスルーしていました。
しかしながら実際に入手して遊んでみると世界観に没頭できる良作でしたので、いそいで紹介の記事を書くことにしました。
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箱の中身は、堪忍袋ボード、オダノブカード、家臣カード、判定カード、お題カード、ペン、ミープルです。箱の裏側もゲームに使用します。
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<ゲームの準備>
 ①お題カードの選別
 ②堪忍袋ボード
 ③オダノブの準備
 ④家臣の準備


<①お題カードの選別>
 裏面が財宝(ほうび)が描かれているカードがお題カードです。全て表向けて全員でお題を確認します。全員で相談して、意味が分からないカードや答える事が難しいカードをゲームから取り除きます。残ったカードを裏にして良く混ぜて山札とします。(織田家の家紋が左上に書かれているお題カードが簡単なお題です。初めてプレイする時にはこれだけを選んでプレイすると良いでしょう。)
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<②堪忍袋ボード>
 ゲームのメインボードです、テーブルの中央に置きます。先ほどのお題カード山札を堪忍袋ボードの左上に置きます。ミープル(黒)をSTARTのマスに置きます。
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<③オダノブの準備>
 最も腹黒いプレイヤが最初にオダノブ役となります。オダノブカードとペンと外箱を受け取ります。
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<④家臣の準備>
 家臣カードと判定カードを1枚ずつ受け取ります。家臣カードの裏面には家臣の心得が書かれています。判定カードは後程説明しますが、ノブナガの出した答えが納得できるか投票を行うカードです。(下の写真は表裏の説明用に2枚ずつ置いてありますが、実際は1枚ずつ受け取ります)
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以上でゲームの準備は完了です。
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<勝利条件>
 家臣:オダノブの怒りがMAXとなる前に、オダノブの設定した答えを当てる。
 オダノブ:怒りMAXとなった後の判定で、家臣の少なくても1人以上が「是非もなし」と判定する。

<裏勝利条件>
 これはルールブックには書いてありません。戦国時代の理不尽な主従関係を味わえたら勝利だと思います。うつけと呼ばれ気分屋の君主のお話を今まで何度も読んだり聞いたりしたことがあると思います。しかし、実際にその状態を経験する事はありません。城の大広間で家臣たちが居並ぶ中、突然無理難題を話し出す君主。心無い一言で主君の怒りを買ってしまう一場面を見ながら自分ならばもっと上手く立ち回れるだろうと想像したことはないでしょうか?そんな非日常な場面を体験できるだけで充分価値があります。

<ゲームの流れ>
 ①お題カードをめくる。
 ②答えと逆鱗の決定。
 ③質問、回答
 ④勝利判定

<①お題カードをめくる>
 オダノブプレイヤはお題カードの山札の一番上をめくり、堪忍袋ボードの右上に表向けて置きます。
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<②答えと逆鱗の決定>
 オダノブプレイヤはお題カードのテーマに沿った答えと逆鱗ワードを外箱の裏にこっそり記入します。書き終わったら家臣プレイヤに見えない様に伏せます。
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<③質問、回答>
オダノブプレイヤが「あれはなんじゃったかの?」でゲームスタートです。家臣プレイヤは順番無く自由に質問または回答をしていきます。
発言したい家臣プレイヤは手を挙げて「おそれながら」と発言します。オダノブプレイヤが「申せ」と促したら、質問をするか、回答を言う事ができます。


<③-1:質問>
質問には以下のルールがあります。
 ・オダノブはウソを答えてはならない。
 ・オダノブは堪忍袋ゲージを自由に操作できる。(下記参照)
 ・家臣は外国語を使ってはならない。(オダノブはOK)
 ・家臣は逆鱗ワードを口にしてはならない。

質問に対してオダノブが答えた後で堪忍袋ゲージを+1します。
さらにオダノブは質問がつまらないと感じたら「無礼者が!」と言いながら堪忍袋ゲージを+1できます。
逆に質問がおもしろいと感じたら「面白い!」と言いながら堪忍袋ゲージをー1できます。
今回最初に聞かれた質問は「それは何に使うものでしょうか?」に対して、オダノブの返答は「切るものだ」でした。
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家臣が質問の中で外国語を使用した場合、オダノブは堪忍袋ゲージを+5できます。(オダノブが気づかない場合は家臣達は黙ってやり過ごしましょう)

家臣が逆鱗ワードを口にした場合、オダノブは堪忍袋ゲージを+10できます。(勝利判定フェイズに移行します)
今回2番目の質問は「それは料理に使うものでしょうか?」でした。逆鱗ワードが使用された場合オダノブプレイヤは「今なんと申した!」と発言して堪忍袋ゲージを+10まで移動させます。
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<③-2:回答>
家臣は答えと思われる言葉を発言します。(この時は外国語を使用しても良い)
答えが正解ならば家臣達の勝利となります。勝利判定フェイズに移行します。
答えが不正解ならば堪忍袋ゲージを+1します。


<④勝利判定>
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<④-1:家臣の誰かが正解した場合。>
 オダノブは最もゲームに貢献したプレイヤにお題カードを裏返して褒美をあたえます。

<④-2:堪忍袋ゲージがMAXになった場合>
 オダノブプレイヤは答えと逆鱗ワードを公開します。
その後に、家臣プレイヤ達は答えと逆鱗に納得できるかを投票します。手元の判定カードを使用して「是非もなし」か「本能寺」を投票します。全員が「本能寺」を選択した場合は勝者無しで引き分けとなります。誰か1人でも「是非もなし」を選択した場合はオダノブプレイヤの勝利となります。お題カードを裏返して褒美としてオダノブプレイヤが受け取ります。
 家臣カードの下に重ねて判定カードを準備すると良いでしょう。全家臣プレイヤの準備ができたら一斉に家臣カードをずらして判定カードを見えるようにします。今回は「是非もなし」が1票あったので褒美はオダノブプレイヤが受け取りました。
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以上でゲームは終了です。ルールブックには記載されていませんが、オダノブプレイヤを交代してゲームを続けると良いでしょう。最も多くの褒美を獲得できるのは誰になるでしょうか。

ゲーム中の発言もなるべく雰囲気のある言葉を使用すると良いでしょう。外箱の側面に参考文が書かれています、このような細かな配慮も良いゲームの要素です。
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日本人がとてもよく知っているテーマながらゲームに没頭させてもらえる良い作品です。購入しやすい価格で国内流通も十分なので目にする機会もあるかと思います。機会があればぜひ遊んでみてください。















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by boardgamer | 2020-07-11 19:25 | ボードゲーム | Comments(0)