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by boardgamer

マンハッタン 2018年10月18日

1994年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作”マンハッタン”の紹介です。
世界6都市にビルを建築して、最も多く最も高くビルを建てたプレイヤが高得点を獲得します。
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ボード上は3x3のマスが6か所あります。
それぞれのブロックが世界の有名な都市を現しています。
マンハッタン、シドニー、香港、フランクフルト、カイロ、サンパウロの6都市となります。
各プレイヤは同じ色のビルを全て受取ります。
ビルは4種類の高さがあり、それぞれ数が異なります。
高1ビル x 12個(1個は得点マーカ用)
高2ビル x 6個
高3ビル x 4個
高4ビル x 3個
プレイヤはそれぞれボード4辺方向に座り、手札カードを4枚受取ります。
残りのカードは良く混ぜて、中央ボード上に山札として置きます。
高1ビルを1個得点ボード下に配置します。
これでゲームの準備は完了です。
スタートプレイヤを決めてゲームを開始します。(スタートプレイヤは黄色いマーカを受取ります)
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スタートプレイヤから順番に1個ずつビルを選んで手駒とします。
どの駒を選ぶかはプレイヤの自由です。
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全員が1周選んだら再びスタートプレイヤが2個目の手駒を選びます。
これを手駒が6個になるまで繰り返します。
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全員が選び終わったらビルの配置フェイズとなります。
スタートプレイヤは手札カードの1枚を選んで捨て、その指し示す位置にビルを1個建てます。
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ビルは6都市のどこに建てても構いません。
出したカードの赤印のマスにビルを建てる事ができます。
ビルを建てたらカードを1枚補充して手番終了です。
次のプレイヤも同様にカード1枚を捨てて、その指し示す位置にビルを建てます。
この時自分が座っている向きが重要です。スタートプレイヤの向きでは無く自分の向きでプレイします。
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黒プレイヤが水色プレイヤのビルの上に自分のビルを建てました。
これがこのゲームの駆け引き要素になります。
ビルは一番上の色のプレイヤが所有者となります。
こうして次々とビルの所有者が入れ替わっていくのです。
同じ位置に建てられるカードを複数残すのも重要な戦略です。
ただし他人のビルの上に自分のビルを置く場合に条件があります。
”自分のビルの合計高さが、そのビルで最大か最大と同じとならなければならない”
高く育ったビルに途中から乗っ取りで参入する事はできないのです。

これを繰り返して全員が6個全ての駒を配置し終ったら1ラウンド終了となり得点計算になります。
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得点計算は3種類
①世界最大のビルの所有者に3点(今回はマンハッタンの水色ビルです)
②各都市で最も多くのビルを所有しているプレイヤに2点(同数の都市は得点無し)
③自分の所有するビル1軒につき1点
これを自分の得点マーカを進めて表していきます。
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1ラウンド目は水色プレイヤが独走でした。
これを4ラウンド繰り返して、最終的に最も多くの得点を稼いだプレイヤの勝利です。
2ラウンド目以降も建築済みのビルはそのまま残ります。
どんどん高いビルが育っていくゲームになると面白いですが、最高ビルボーナスは3点なので
多くの首都でトップを狙った方が効率は良いでしょう。
それでも世界最高の称号が欲しくてついつい高く積んでしまうものです。
あまりに高くなるとビルが倒れる事もあり、小さな子供には不向きかもしれません。
カード運と自分の決断により得点が大きく変わります。
ゲーム終了時のボードの様子も面白いので、機会があればぜひ遊んでみてください。


by boardgamer | 2018-10-18 05:12 | ボードゲーム | Comments(0)